お金の価値が目減りする仕組みとは・・
以前ブログにお金の価値が目減りするかも?
と書きましたが、その仕組みについて、ちょっと書きます。
みなさん「実質金利」という言葉を知っていますか?
(私はこれまで勉強してこなかったので知りませんでした)
実質金利とは、
例えば預金している際に発生する金利に、
(コレを表面金利と呼びます)
物価上昇率(コレを消費者物価指数やインフレ率・デフレ率なんて呼びます)
を加味した実質的な金利のことを呼びます。
具体的に私の最近の事例を挙げてみましょう
2011年10月から明治はバターを以下のように値上げすると発表しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110825-00000011-fsi-bus_all
「明治北海道バター」(200グラム)を365円から370円
⇒つまりバターの物価上昇率は約1.4%です。
次に私が銀行に預金している金利(=表面金利)は2011年現在で0.1%となっています。
これより実質金利は
実質金利=表面金利 0.1% − 物価上昇率 1.4%
=−1.3%
つまり物価上昇率のほうが預金金利より高いため、
実質金利がマイナスとなってしまい、
お金の価値が実質的に目減りしてしまっているのです。(´д`lll)
これが私が今信じている、お金が目減りする仕組みです。
これに加えて今懸念しているのが「スタグフレーション
」という
景気後退とインフレが同時に起こる現象です!
あまり聞きなれない言葉ですが、このブログを呼んでいる方は全員
一度これを経験しています。
それは、みなさんご存知リーマンショックです。
リーマンショック当時の物価上昇率(インフレ率)は1.4%であり、
日本だけでなく世界的に景気が後退したのは記憶に新しいと思います。
どうですか?
見事な「スタグフレーション
」ですよね。
再び、これが発生しないか。
私は心配です(_ _。)